2012年12月18日

2、責任のアリカ

そこで考えてもらいたいのは、
西口彰事件です。

人間、悪魔になろうと
生まれてきたわけじゃ
ありません。
現に、小学高学年には、
「僕は漁師になりたい」
と言っていたのです。
では、なぜ?殺人犯に
なってしまったんだろうか。

西口彰には、弱さがあったでしょう。
自己責任として、重大な加害責任は
あります。しかし、彼をとりまく
環境には原因はなかったのでしょうか。
いじめにあい、病気扱いされ、
前科者だと後ろ指をさされた。
それを克服される方もいます。
そうですが、僕が言いたいのは、
社会にも原因があったのではないか、
ということ。つまり、社会環境が殺人鬼を
うみだしたんじゃないか、ということ。
もう一歩踏み込んで言うと、
その社会環境をつくったのは誰なんですか?
社会の一人一人じゃないんですか?
つまり、連帯責任がある。
社会の一員であるならば、
その責任から逃れることはできない。
彼に手をさしのべる余地は
100%なかったのか。

責任を認めず、
俺は悪くない、あいつが悪いんだ!
殺してしまえ!
という論理は破綻しています。
社会の一員である限り、
連帯責任を否定できません。
これは、理詰めです。


自己責任と連帯責任、
責任のアリカがわかれば、
人は、人を殺さなくなる



と考えます。


posted by トシピコ at 15:22| 人間の尊厳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。